講師:大井 哲也
日時:2018年10月10日(水)13:30~16:30
会場:株式会社セミナーインフォ
カンファレンスルーム
東京都千代田区九段南2-2-3
九段プラザビル2F
主催:株式会社セミナーインフォ セミナー事業部
TEL:03-3239-6544
セミナーの詳細・お申込みはこちら
<内 容>
金融機関が保有している顧客の取引履歴、保有金融資産データ、決済データに加え、顧客の家族構成などの属性情報、趣味・嗜好などのセグメントデータがビッグデータの利活用のシーンとして着目されています。本セミナーでは、金融機関がFinTech企業と締結すべきAPI利用契約(全国銀行協会の改正銀行法対応のAPI利用契約の条文例(案))や、データを提供または購入する際に締結すべきデータ・サプライ(契約)の参考条項を解説し、ビッグデータ利活用を進める金融機関が留意すべき規制のみならず、最新のビジネス動向に照らした契約実務のスタンダードを解説します。
1.活用対象となるビッグデータ
(1)金融商品の取引履歴、金融資産保有高、年収など
(2)ウェブ閲覧・EC販売履歴・店舗での購買履歴
(3)ポイント取得履歴・アプリ課金履歴・カード決済履歴
2.ビッグデータ取扱いに対する法規制
(1)利活用のための個人情報の収集に対する規制
(2)匿名加工に対する規制
(3)利用に対する規制
(4)再識別行為禁止規制
(5)安全管理義務
(6)第三者提供に対する規制
3.データ・サプライ(提供)契約の実務
(1)データ・サプライ(提供)契約の参考条項の解説
(2)ビッグデータを購入する場合の金融機関がチェックすべきデータの権利処理
4.金融機関のデータAPI連携
(1)アカウント・アグリゲーション
(2)FinTech企業とのデータAPI連携
(3)銀行法に基づくAPI利用規約の参考条項の解説
5.クレジットカードデータ利用に係るAPI
6.質疑応答