[2023/06/26] 著書『ChatGPTの法律』


『ChatGPTの法律』が中央経済社様から発刊されました。

弁護士(敬称略):
田中 浩之 / 河瀬 季 / 古川 直裕 / 辛川 力太
佐藤 健太郎 / 柴崎 拓 / 橋詰 卓司 / 仮屋崎 崇
唐津 真美 / 清水 音輝 / 松尾 剛行 / 大井 哲也
ISBN-10:450247021X
ISBN-13:9784502470219
発行日:2023/06/26
判型:A5判
頁数:168頁
出版社:中央経済社
価格:1,980円(税込)

※大井執筆箇所
第4章:ChatGPTと個人情報保護法上の課題(51~64頁)

<目 次>
第1章 ChatGPTの概要
 1:ChatGPTとは?/ChatGPT登場の背景
 2:ChatGPTの仕組みと限界
 3:ChatGPTの利用態様
 4:ChatGPTの特徴を踏まえた、利用にあたっての論点
第2章 ChatGPTでできること【活用例】
 1:ChatGPTの「活用」の意義
 2:ChatGPTの概要
 3:活用のための視点
 4:ChatGPTの活用例
 5:規約上の留意点
第3章 ChatGPTとAI倫理
 1:はじめに
 2:ChatGPTの倫理総論
 3:プライバシー
 4:セキュリティ
 5:公平性・バイアス
 6:仕事の未来
 7:誤情報
 8:有害発言
 9:悪用・誤用
 10:人間の操作
 11:その他の課題
 12:まとめ
第4章 ChatGPTと個人情報保護法上の課題
 1:ChatGPTサービスとGDPR違反の問題
 2:他の個人データ保護機関の動き
 3:生成AIをめぐる各国の規制の動き
 4:ChatGPTをめぐる日本の規制の動き
 5:イタリアのGPDPによるChatGPTに対するGDPR上の問題点の指摘
 6:過去の法執行(エンフォースメント)事例
 7:LLMを利用したサービスにおける日本の個人情報保護法上の問題点
 8:今後のChatGPTサービスの展望と課題
第5章 ChatGPTを個人・ビジネスで利用する際の留意点
 I:ChatGPTの利用上留意すべき関係法律の整理と簡単な概要
 II:ChatGPTを個人(フリーランス)で利用する際に注意すべきこと
 III:ChatGPT利活用企業に発生するリスクとは
 IV:社内ガイドラインへの落とし込みと守らせ方
 V:ChatGPTを学校で利用する際に注意するべきこと
 VI:その他法律・技術にまつわる、困ったとき・ふとしたギモンQ&A
   -秘密保持義務を中心に-
第6章 ChatGPTの未来
 1:はじめに―技術的制約から未来を見据える
 2:将来期待されるさらなる高度化の展望
 3:ビジネスにおける活用の展望
 4:将来のChatGPTに対する規制のあり方
   ― 革新的テクノロジーの社会受容のために
 5:ビジネスパーソンや専門職にとってのキャリアデザインの方向性